top of page
検索

メガネ新調

  • ushisansan21
  • 6月24日
  • 読了時間: 1分

メガネが傷だらけだった。たしか一昨年それに気づいて、新調した。メガネを新調すると、度数は変わっていないのに、それはそれはクリアに視界良好だった。強い近視なので、裸眼よりは傷だらけのメガネでも、私には十分に色んなものが見えた。でも本当はもっと世界は違う色だったようだ。ワンデーコンタクトを時々つけていたのに全く気が付かなかった。白い線のような傷がレンズの中央に無数についたレンズで、こんなメガネで家のことをし、スマホを見て、仕事をして、漫画や本を読み、外を歩き、人に会い話し、絵まで描いていたなんて、今となっては信じられない。傷だらけのメガネ、いつからこんな視界不良の中で過ごしていたのだろう、その境目もわからない。そしてなぜこんなレンズになって、ずっと気が付かなかったのかも分からない。新しいメガネは、近視で自分の顔がよく見えない中、自分に合っていそうなものを、そして薄型レンズにしてもなお分厚いレンズを収納できるようなフレームを、良いバランスで自分なりに見つけ出し、購入した。今までかけていたメガネより似合ってる気がした。メガネを大切に扱って、快適さをもっと信じたい、これからは。あと今年か来年の夏には、度入りのかっこいいサングラスも欲しいな、と思っています。

 
 

最新記事

すべて表示
東中野ひさしぶり

東中野のモーゼに久しぶりに行った。何年も前にこの辺りに少しだけ住んでいた。上京して、何も分からず住み、何も分からずに徒歩圏内で時々外食をした。ポテトサラダと鮮魚がおいしい居酒屋とか、関東チェーン店と思しき栄養がとれそうな定食屋とか、メキシコの肉料理とか、小鉢サイズの牛ハラミ...

 
 
泣きたい時は

泣きたい時は自転車にでも乗れば良い。歩く人はこちらの顔まで見ていない。その身そのまま走るから涙は真横に流れ走って来た道に落ち、その跡は風にものの数秒当たれば乾く。涙が止まらなくても、全部乾かし切るまで行けば良いだけだ。信号には引っかからない、心配しなくていい。...

 
 
それよりも眩しい音楽が

家では音楽が鳴り止まない。 それは人や、街や、インターネットや、 お祝いにもらったCDコンポに知らされた音楽です。 私のものはひとつもありません。 落ち着きがないこの部屋に寄り添うように代る代る、 スキップは軽く、メリーゴーランドはオルゴールのように、私の夢想する部屋の中を...

 
 
 ※当サイト内のすべての絵と文の転載はご遠慮ください

© 2023 Yusuke Oda - Wix.com で作成されたホームページです。

bottom of page