2024年ポエムまとめ
- ushisansan21
- 2月8日
- 読了時間: 5分
更新日:2月11日
絵にタイトルをつけるのが好きです。
一文湧いて出たら、また一文、もう一文と続く時がある。続かない時もある。思いついてしまったら止められないし、もったいないので、自分の絵にそれをつけ続けた。(昔のものをまた書き直したものもある)
そして2024年に書いたものを文章だけ抜き出してまとめてみました。
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春ですね
昨年メリーゴーランドに桜の木を植えたので
今年はそれに乗って花見をしたいと思います
回り続けながら、桜が散るまではここに居ようと思います
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流れ星はいつかばらばらに
光線はうやむやな跡になり
君に発掘されてまたも光る
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これにて月は沈みます
この海は月の巣にふさわしい
蜘蛛の糸も気球の花壇も
もう必要がないのです
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星で輝くメリーゴーランド
星の砂はここにあります
記念にどうぞ、小瓶に入れてあげよう
君はすっかり見惚れて、銀河鉄道には乗り遅れてしまうよ
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赤く揺れていたから火だと思った
白いバルーンの大地は
チューリップ畑をしまってある
他には何が隠れてる
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船に灯台がついているといいね
船でプラネタリウムが見れると、なおいい
マンションの屋上から宇宙の海に出れたら、さらになおいいね
世界を通り過ぎよう
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おおぐま座、その足跡に於ける銀河について話してくれ
二輪だけ咲くリンドウについても
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こぼれでるものは星
空気が生まれる
体が浮き上がる
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ありったけの緑を
メリーゴーランドに貼りつけると
馬は牛になり
鈴の音が回り始めます
朝露の乾く音が微かに鳴ります
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あの愛の芽吹きを録画しておけばよかった
この木の枝にサザンカを結び始めた日々
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花は滝を下ってく
あふれるパールは地面の染みになるが乾く
ミルククラウンを生む泉は枯れることはなく
雨水に曝されない噴水を
空色の庭に飾りたい
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夏ですね
メリーゴーランドからは海が見えますか?
紙の上を走らせた、このシャーペンのブルーからは
潮騒のようなものが聞こえます
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うし模様の服を着て
私たちは空中で
うしのように模様になる
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海の上、羽ペンを滑らせて
波の泡で絵をかこう
天に向かって手紙も駆ける
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日の出模様の切手をはって
無数の落とした手紙ごと
投函しなかった言葉ごと
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その瞳は哀しいほどに輝いていました
困難が君を怒らせても
おそらく美しく
おそらく冷凍保存されました
思い出は冷凍される
水面も風も、髪のなびいた痕も、
喜びも春も若さも
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プラスチックのこぶたさん
ワンコイン捧げよう
毎日あげたい本当は
なのに こんな小さな器だ
ニ、三週間に一度、捧げるよ
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熱帯魚のタトゥーになる夢、熱帯夜
空の色だけが冷たい
息継ぎせずに泳ぐ気分で空を泳ぐから
海を見して私にも
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隕石のような大きさの光が降ってきたんだ
屋根の上は見えずとも
隕石の正体は見えずとも
電球を灯す明るい火
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月の星
月の水盤
月の鍋敷き
月のシャーレ
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真っ赤な心を背に負って
水色の鉛筆で引いてごらん
冷静に喜びを
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ひかるひかる白い実、食べたい
プリーツが無限にあるように、広がりたい
ここは苺畑、春待つ。
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今日の瞳を手紙へ仕舞って誰にも見せないで
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ザクロに乗ってどこまでも
流れ星 もう一度おいで
夜空で まだ隠し持っているね
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秋ですね。
鏡には紅葉、
枯葉でもあなたを化かせるでしょうか。
目の前はいつも赤くて
時々、空は青いです。
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造花ではないあなたへ
枯れ葉になったあなたを
葉書に貼り付けて
ポストに投函しようものなら
粉々になって
埃になって
土になって
雲になって
絵の具になって
そうしてようやく帰ってきます
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チューリップの絵の具になって
そうしてようやく帰ってきます
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雪解ける花
芯から暖かい
太陽の色に見える
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冬ですね。
雪が何度、どれほど降り積もっても
機械仕掛けの暖かさが
私をここに出現させます。
凍えないでください。
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氷の窓を叩く風に
扉はひらいて
黄色い花のこうべは揺れて
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今日という日を観覧車に
明日という日はメリーゴーランドに
昨日という日は迷路に
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靴紐結ぶたびに蝶がいる
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夕焼けを逆走せよ
朝日と昇ろう手を取り合って
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頭が冴える珈琲を淹れよう
全て忘れられるケーキを食べよう
ステンドグラスに染まった席で
TODOリストを作り変えよう
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