top of page
検索

美術館の海(兵庫)/海を見た日

  • ushisansan21
  • 2023年12月20日
  • 読了時間: 1分

海を見た時、何度も写真に撮ってきた。海を見る度、このチラチラと光る波を、真っ直ぐで何もなく見える水平線を、人工物がさほど影響を与えられそうもない大きさを、そして美しさと清々しさを何度も写真に収めようとしてきた。もちろん完璧に映し出せたことはなく、記録としてデータがパソコンの中で散り散りに溜まっていくだけだった。


展示のために初めに描いたのは、兵庫県立美術館の海側で見た景色だ。美術館のある岩谷駅は各駅電車しか止まらず、そこから10分ほど歩く。冬は寒さに耐えながら、夏は暑さに耐えながら、一人で、あるいは友人と、あるいは学校の行事のため集団で足を運んだ。ここから見える海は広々とした感じではなかったかもしれない。むしろ大きな川と言われてもそう見えた。海の上の道路がある日急に綺麗に見えて、写真に撮ったのだと思う。なんの気無しに向かい、撮った記録が今また私の目に止まり、記憶をめぐらせている。

このように海の写真が少しばかりある。

だから海を見た日を描こうと思う。

 
 

最新記事

すべて表示
今日の光が私とその周りに降り注ぎ

今日の光が私とその周りに降り注ぎ、雨模様を切り分ける道となるなら、その、切り分けるための鋭利な幾何学模様に光はコーティングされて、ここに届く。先ほどまでずぶ濡れだった衣服も頭も体も纏めて洗濯したい、そしてこの鋭利な光で照らしたい、暖かく。 一筋の雨はただの一筋の雨だが、心を切り分けて行く。クッキーの型抜きのように幾何学の空洞を切り出していく。幾何学の光は薄いガラスのようゼラチンシートのよう。その型

 
 
2025年ポエムまとめ

2025年も絵にポエムをつけたり、つけなかったりしていました。 ポエムだけ抜き出してまとめます。 去年よりは少ないです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 君が願ったものを届ける だから けして大人ぶらないように ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 春色の部屋で 雪の絨毯に身を委ね 冬を見つめ返して 雪の音を聞く夜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 寝

 
 
化石 2018

もう転ばないように 化石につまづくステップ もう忘れないように 約束は砂糖漬け 消えてく空のふち もう見つめないように さよならっていうのは、もう果てしないんだって 衛星 空から操ってよ 風の向くほうを 大きなシャボンをもった、僕がいるね いつもいる野鳥みたいに、飛んでおいで 朝露の足もとには、気をつけてね 最後はこの手で、宙へつれていくよ もう転ばないように 化石につまづくステップ もう遅れない

 
 
 ※当サイト内のすべての絵と文の転載はご遠慮ください

© 2023 Yusuke Oda - Wix.com で作成されたホームページです。

bottom of page